600万でマンションリノベ!キッチンメーカー比較とリフォーム注意点
数年前に65平米のマンションをスケルトンリフォームしました。
採用した設備やメーカー、費用についてまとめます。
費用総額
およそ600万円でした。
キッチン、洗面、お風呂場、内壁や配管、給湯器など全て交換新設した割にお安かったようなきがしたのですが、実際のところどうなのでしょうか?
ちなみにトイレの便器本体のみリフォーム前のものを流用。本当は交換したかったのですがコロナの影響でどこのメーカーも便器が入荷されない状況で断念しました。
日本に流通する便器っておそらく中国のどこか1ヶ所で製造されているんだという事実に驚愕しました。恐るべし中国依存(⌒-⌒; )
リフォーム前に3社相見積もりしたところ、
- A社 600万
- B社 1200万
- C社 1500万
との結果でした。
一番安いところに決めたわけですが決定理由は安さではなく工事責任者の方の人柄というか力量です。
A社は地元工務店、B社は住宅展示場には必ずあるローコストではない大手メーカー、C社は一級建築士さんの設計事務所でした。
C社は費用が高額すぎること、建築士さんの過去の作品があまり好みではないこと、建築士さん自身が一癖ある方のように感じたこと、からお断りするに至りました。
知人の紹介の設計事務所だったので作品が気に入ってとかではなかった上に費用が高かった😅
建築士さんはその方なりのプライドやこだわりがあるな、と思います。なので過去の作品がよほど好きでないとお願いするのはリスクだなと感じました。
A社とB社では見積もりの内容はほぼ同じだったんですよ。
キッチンはリクシルのシエラ、浴室はTOTOの竹ランクって感じですね。建具類はパナソニックとかでクラス感は一緒でした。
何ですけど大手メーカーの方は額が2倍!という驚きの結果に😅
超メジャーメーカーB社担当者さんは可もなく不可もなく、悪い印象もなければ良い印象もないような感じでした。大手だから安心ね、などの感情も特に湧かずでした。
A社はマンション購入時の不動産屋さんでご紹介頂いた地元工務店です。不動産屋さんも地域系だったのですが、この不動産屋さんがすごく優秀な方だったのでその方に連絡してご紹介頂きました。
同業の信頼できそうな方の紹介、って本当に大事ですよ。
A社の担当者さんは明らかに仕事ができる雰囲気だったし余計なことも言わずに黙々と作業する系で一番頼もしく感じたので迷わずお願いすることにしました!
最終的に見積もりを上振れすることもなくキッチリ当初見積もり内でリフォームを終えることもできたので本当に良かったです♪
日本ではリフォームにしろ戸建新築にしろ地元工務店への依頼が8割という意味が分かった気がしたリフォーム体験でした。
地元密着工務店の情報収集や相見積もりには「ホームプロ」が便利です!
キッチンのリフォーム:LIXIL シエラ
キッチンはインテリア的にも一番重要なポイントになってくるため、かなり入念に調べました!
- リクシル
- TOTO
- タカラスタンダード
- パナソニック
- クリナップ
- トクラス
- サンワカンパニー
- IKEA
- TOYOキッチン
- キッチンハウス
- グラフテクト
- SHAKER KITCHEN
- アクタスの海外ブランドキッチン
主要なキッチンメーカーのショールームは全て訪問しました。ハイエンドなものから知る人ぞ知るオシャレ系までキッチンは選択肢が広いです!
工務店さんでお願いしたのでリクシルは定価の4割、タカラは5割、パナソニックとTOTOは6割、クリナップ7割、トクラス8割ほどの価格で購入できるとのお話でした。
そのほかのメーカーは定価からの割引はないか、もしくは取り扱いができないとのことでした。
総括ですが、国内主要メーカーの製品に関しては「結局どこも似たり寄ったり」と感じました。同じメーカー内でも松竹梅にランクを分けて色々なラインを打ち出しているものの最終的にはほぼ一緒かなって(⌒-⌒; )
そうなると掛け率の良いリクシルのシエラでいいかあ、となりましてLIXILのシエラを選びました。結果、使い勝手も良くて満足しています。
キッチンに高級感を出す方法は冷蔵庫と電子レンジ類を隠すことに尽きるな、というのが結論です。
海外輸入系のキッチンがずば抜けておしゃれに見えるのってビルトイン冷蔵庫にビルトインオーブンレンジだからなのだと気が付きまして。
もちろん予算を考えなければキッチンハウスでビルトイン家電のミーレ食洗機、大理石の天板にしたいところではあるのですが。
予算を考えると日本主要メーカーのシステムキッチンにして、大工さんの造作で冷蔵庫や家電類を隠したりダイニングテーブルを作りつけてもらうのが一番コスパが良いな、と思いました。
浴室:TOTO
色々なショールームを見て回る中で他社営業さんすら「水回りの品質は結局はTOTOが一番いい」と聞きました。
パッキンの処理がすごく優れていて汚れに強くカビない、劣化しづらいということらしいです。
ただデザイン面で他メーカーに負けがちなのがTOTOとの意見が多かったです。
実際我が家もキッチンはリクシルにしちゃいましたしね😅
お風呂は「浴槽とシャワーがあって足が伸ばせたら良いな」くらいで洗い場も狭くて良かったのですが。
TOTOの「ほっカラり床」が決め手となってTOTOにしました。
浴室乾燥機以外のオプションは全部外してシンプルに一番安くなるようにしました。
この「ほっカラり床」は本当に素晴らしくて!他のメーカーを選ぶ理由が見つからなさすぎた、、
実際に使ってみて汚れづらさや快適性がすごく良くて、もし現状他社と迷われているならTOTOはやっぱりオススメです!
建具:パナソニック
インテリアをホワイトでまとめたかったので壁紙は全面ホワイトにしました。
床は天然木ではないホワイトウッド調のフローリングにしました。
ドアなど建具も全てホワイト系にしました。
どこか1面だけ柄の壁紙とかも考えたんですが、カーテンとのトータルコーディネートの難易度を考えて無難に全面ホワイトにまとめました。
模様替えもしやすいのでアクセントクロスはなしで良かったと思います。
ホワイトに薄い色調の木の床にしたのでカーテンやクッション、ベッドリネン類はカラフルにして明るくて優しいインテリアに仕上げることができました!
リフォームの失敗点・注意点
リノベ初体験ということで失敗もありました。
これからリフォームされる方の参考になればと思い失敗点と対策をリストアップしてみました!
- コンセント位置の失敗:事前にコンセントはリフォームで増やせるように打ち合わせして位置も細かく確認していたのですが、、完成してみると指定したはずの場所にコンセントが新設されていない箇所が何ヶ所もありました😭担当者さんから電気系統のリフォームの大工さんへの連絡がうまくいってなかったのが原因のようです。工事日程は連絡されるので電気工事初日に現場へ赴いて電気系統の現場大工さんに直接指示をすれば良かったです。次回リフォームや新築を立てるなりするときは工事の際に現場大工さんと直接確認する機会を必ず設けようと思いました!
- 照明は全てローゼットにすれば良かった:指定をし忘れまして😅一番耐加重の低い引掛シーリングしかない箇所ができてしまいました。大失敗です。全箇所ローゼットにしたかった😭
- 床の色を白っぽくし過ぎた:もう少しナチュラルなライトブラウンにすれば良かったと思いました。壁も建具もホワイトで少し寒々しく病院っぽくなってしまいました。
工事日程を確認して現場大工さんと直接コニュニケーションをとることが必要!というのは初心者には分からなかっです。
リフォームこれからの方はぜひ現場訪問して理想のお家を手に入れてくださいね!
次回は戸建新築に挑戦したいと思ってます!